介護の始まりは

介護

いずれは親を看ないと…
覚悟はしていましたが、私にもそんな時がやって来ました。

それ、歳のせいだけですか?

大阪から息子夫婦である私たちが住む北海道へ来た義母ハルさん。
10年ほど前から物忘れの症状が気になり始めました。

  • 何度も同じ話・質問をする
     え⁉ 今話したよ? 聞いてた?😲
  • 約束を忘れる
     今から行きますって電話したのに、着いたら家に居ないし~😒
  • 同じものを何個も買ってくる
     砂糖、何袋あるの~😓
<span class="fz-16px">義母</span>
義母

年寄りなんてみんなこんなんやって!

まぁそうかもしれないけど、まだ70歳くらいだし…

だけどね、

  • 日時がわからない
     「今日何月何日、何曜日~?」 (何回聞くの!)
  • 通帳・現金・保険証など、大事なものをなくす
     「銀行に行ってきたんやけど、帰ったら通帳とお金がないねん!」 (えぇ~~⁉) 
  • 今話したこと、直前にあった出来事をまったく覚えていない
     「これ、あげるわ!持って帰り~😊」 (それ、私が持ってきた手土産ですけど…)
  • 身だしなみを気にしなくなる
     (洗濯してますか?お風呂入ってますか?だいぶにおいますけど…)
  • 薬が正しく飲めなくなる
     (お薬カレンダーがメチャクチャ😩)

こうなってくるとだいぶ心配な状態ですよ。

ネットで認知症を調べてみてもいろいろと当てはまるし…

でも、夫に言っても「歳だからだろう~」って全然気にならないみたい。

どうしよう💦 このまま放っておいて大丈夫なのかな…

悩んでても仕方がないから、今後を考えて何か行動しよう!と考えました。

要介護・要支援認定申請をしようかな

私は地域包括支援センターに電話をして現状を相談。

担当の方に話をきいてもらい、要介護・要支援認定の申請をしてみることになりました。
役所の窓口でも申請できますが、今回は包括センターを通して訪問調査など手配をしてもらいました。

包括センターの方にはいろいろ教えていただき心強かったです。

訪問調査

ハルさんは「そんなんやらなあかんの?いらんって!」と調査員の訪問を嫌がりましたが、

「高齢だから市の人が様子を見に来る」
「念のため、状態を見てもらいましょう」
「将来、困ったときに助けてもらうための準備だから」

とか適当になだめながら強行突破!
どうせ先の予定は覚えられないし😅

当日は調査員の方にいろいろとチェック✔

  • 食事の支度や洗濯はどうしてますか?
  • 買い物や外出はどうされてますか?
  • お金の管理は?
  • 片足で立てますか?
  • 椅子からどこもつかまらずに立てますか?
  • ベッドから起き上がれますか? etc.
<span class="fz-16px">モリミ</span>
モリミ

ここで年寄りは頑張っちゃうんですよねー

問調査で気をつける

訪問調査では、本人はプライドからか出来ないことも出来る・やっていると言いがちなんですね。

普段は立つのに苦労してるのにシャキッ!と立ち上がったり、買い物や料理だって自分で問題なくやれているかのような口ぶりで…。

そんな義母に遠慮をして、私も調査員の方に言いたいことや伝えたいことが正直に言えなかった

でも、それでは普段より状態が良く見られてしまいます。

正確に認定してもらうために、

事前に困っている点や日常の様子などを具体的に紙に書いて調査員に渡す

こうしたほうがいいですね😊

主治医の意見書

初めての申請の時、主治医の欄は通い始めの物忘れ外来の先生にお願いしたんです。

なんとなく専門だからその方が良いと思って…

でも今考えると、訪問調査の時と同じ理由で義母の状態をよくわかっていなかったのでは?と思います。
診察を受けた回数がまだ少なかったので、コミュニケーションが不足していたなと。

初めての認定結果は『要支援2』

<span class="fz-16px">モリミ</span>
モリミ

え⁉ 思ってたより軽い…

認定の結果に満足できなくて、その後の同居の際に役所窓口で認定の区分変更の申請をしました。

今度は持病で通っていた別の科の病院の先生にお願いしたところ、

<span class="fz-16px">かかりつけ医</span>
かかりつけ医

分かってます! しっかり書いておきますね

長年診てもらっていたので、私より先に本人の変化に気づいていたそうです。

結果、無事『要支援2』から『要介護1』なりました🙌

ちょっとだけ安心感

『要支援2』と『要介護1』では受けられるサービスがだいぶ違ってきます。
先の事を考えたら、まず介護1と認定されて少しホッとしたのを覚えています。

いざ助けが必要となっても、すぐには介護サービスの利用はできないですから。

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